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 フッ素について
フッ素(フッ化物ともいいます)は、身の回りにあるほとんどのものに存在しています。このフッ素は歯や骨を丈夫にする大切な構成成分です。
フッ素が歯に取り込まれると、表面が硬い結晶となり虫歯の原因である酸に対しての抵抗力が強くなります。また、歯の表面のエナメル質の周りにフッ素があると、一度脱灰した部分の再石灰化が促進され虫歯予防になります。
妊婦さんは「口移し」で食べ物を与える事で母親の口のミュータンス菌も一緒に赤ちゃんの口に移ります。よって原因菌など減らしておく事が大切です。中年の方は歯ブラシによる知覚過敏や、歯ぎしりにより歯の根元がくさび状に欠損する事が多くみられるので、フッ素が有効です。お年寄りの方は、歯周病の進行とともに歯茎がやせてきて歯根が露出し、非常にむし歯になりやすいので、特にフッ素で歯質強化しておくことが重要になします。
☆フッ素を上手に使うには
・フッ素入り歯磨き剤やフッ素ジェルを毎日続けて使用する
・歯科医院で定期的に検診を受け、歯の表面の汚れを取り除きフッ素を塗布する
・キシリトールガムなどの摂取
※フッ素を塗布したから虫歯にならないという訳ではありません。毎食後の丁寧なブラッシングが基本です。
 Bleaching 歯の漂白
現代人の歯をなくす原因は、半分以上が歯周病によるものと言われています。歯周病は、はじめは痛みもなくほとんど自覚症状もないまま進行しますが、病状が進むと歯がぐらぐらしたり、口臭がしたり、歯ぐきが腫れたり、膿が出たりします。早めの発見と処置が必要となります。
歯周病の予防のための歯みがきは、むし歯予防のための歯みがきとは少し違っています。むし歯予防のためには歯の表面を歯ブラシでこすって汚れを落とすことですが、歯周病予防のためには、さらに歯肉のマッサージが必要です。それは、歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目にていねいに当ててみがくことが大切です。実際にみがいてみるとこれがなかなかむずかしいのです。
もうすでに歯石がついている場合には、歯石も除去しなければなりません。歯石は歯に付いた汚れや歯垢(プラーク)が、だ液中のカルシウムで固まったものです。とても硬い物質で歯みがきや洗口剤では取ることができず、スケーラーという器具や超音波を利用して除去しなければなりません。
歯石の除去は基本的に歯を削るのではありませんから、気軽に定期的に検診を受けて、もし付いていれば除去してもらいましょう。できるだけ、歯石になってしまう前のクリーニング(専門の歯科衛生士によるケア)をお勧めします。

歯の漂白方法

歯の漂白の効果は
  
 レーザーを用いた治療について
歯科領域のレーザー治療は、歯周病、知覚過敏処置、根管治療、脳瘍の切開、顎関節症、神経麻痺の治療などに利用されています。
これはレーザー光のもつ強いエネルギーを利用します。
レーザー光を照射された部分は、小さな範囲なので麻酔をしなくてもほとんど痛みを感じないで治療できます。また、レーザー光を弱く断続的に当てて組織の創傷治癒促進をはかることもできます。
特に歯周病にレーザー治療を行った場合は、
(1)炎症組織を一瞬にして除去する。
(2)歯周ポケット内の細菌を殺菌する。
(3)創傷治癒促進作用(傷ついた組織・細胞の再生を促す作用)などの利点があります。

また、歯の知覚過敏や根の神経の治療(根管治療)の際の殺菌にも効果があります。
治療によって通院回数が異なりますので、詳しくは主治医にお尋ねください。
また、治療後に定期的な検査やメンテナンスを行うことをお勧めします。

 「いびき」について
いびきをかいている人は一見熟睡しているように見えますが、実際は気道が塞がり、空気の通りが悪くていびき音を発しており、呼吸が制限され、眠りも浅くほとんどが睡眠不足に陥っているというのが実情です。
いびきの原因は肥満・アルコール・鼻疾患・咽頭扁桃部の異常・骨格や年齢によるもの等が考えられます。
いびきが酷くなると「呼吸が止まっている」ことも。それはただの「いびき」ではなく「睡眠時無呼吸症候群」とも考えられます。やがて、身体にさまざまな障害が出てくる可能性もあり、根本的な治療が必要です。
歯科ではスリープスプリントを装着する治療法があります。この装着により舌顎を持ち上げて気道を広げると同時に、呼吸を制限して鼻呼吸にします。
いびきが気になる方は、当クリニックにご相談下さい。

 矯正治療についてのご案内
現代人のあごが小さくなったといわれています。
あごが小さいと歯の生える場所が狭まり、結果として歯並びが悪くなります。また、永久歯に生え変わる前に虫歯などで乳歯がなくなった場合も、歯並びが悪くなりやすいといえます。
歯並びが悪いと、噛み合わせがうまくいかず、その影響が全身に及ぶこともあります。
☆歯並びが悪いと
(1)歯ブラシの届かない死角ができ、そこから虫歯や歯周病になりやすくなります。
(2)噛み合わせ不正により、カクカクあごがなったり、口が開けづらいなどの症状が出ることがあります。
(3)よく噛まずに飲み込むことが癖になりやすく、結果として胃腸に負担がかかり、それによる疾病への影響も無視できません。
(4)歯並びが悪いと、話や食事の最中につばが飛んだり、正確な発音がしにくい場合もあります。
矯正治療は歯を削ったり被せたりしないで、もって生まれた自分の歯を適切な位置に並べ、物を噛むという基本的な機能と審美性を回復し、将来虫歯や歯周病になりにくくする目的があります。
治療期間が長くかかる場合もありますし、また、患者さんご自身の治療中の口腔衛生管理や治療の協力がたいへん重要になります。矯正治療を始めることは大きな決断かもしれませんが、適切な時期に適切な矯正治療を受けられることをお勧めします。

  神経をとる治療について
麻酔がきれる頃から一時的に痛みが出る場合があります。傷口ができたことと同じですので、傷が治るにしたがって痛みはやわらいでくると思います。痛みがひどい場合は鎮痛剤を服用してください。
根管内に入れたお薬は1~2週間しか作用しません。それを過ぎますと、根管内でバイ菌が繁殖してしまう可能性があります。
歯の根管の形や状態によって時間がかかったり、治療回数が多くなる場合があります。
 
 
 歯周病予防のための歯の磨き方
現代人の歯をなくす原因は、半分以上が歯周病によるものと言われています。歯周病は、はじめは痛みもなくほとんど自覚症状もないまま進行しますが、病状が進むと歯がぐらぐらしたり、口臭がしたり、歯ぐきが腫れたり、膿が出たりします。早めの発見と処置が必要となります。
歯周病の予防のための歯みがきは、むし歯予防のための歯みがきとは少し違っています。むし歯予防のためには歯の表面を歯ブラシでこすって汚れを落とすことですが、歯周病予防のためには、さらに歯肉のマッサージが必要です。それは、歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目にていねいに当ててみがくことが大切です。実際にみがいてみるとこれがなかなかむずかしいのです。
もうすでに歯石がついている場合には、歯石も除去しなければなりません。歯石は歯に付いた汚れや歯垢(プラーク)が、だ液中のカルシウムで固まったものです。とても硬い物質で歯みがきや洗口剤では取ることができず、スケーラーという器具や超音波を利用して除去しなければなりません。
歯石の除去は基本的に歯を削るのではありませんから、気軽に定期的に検診を受けて、もし付いていれば除去してもらいましょう。できるだけ、歯石になってしまう前のクリーニング(専門の歯科衛生士によるケア)をお勧めします。
歯肉をマッサージしてみましょう