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インプラントって? |
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インプラントQ&A |
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たとえば1本歯がなくなってしまったら、歯列にそこだけポッカリすき間ができてしまいます。
ちょっとショックですね。
そんなとき、以前のように歯がもとどおりになったらどうでしょうか。それを可能にするのがインプラントと呼ばれるものです。
歯を1本失うと、通常その前後の歯を削ってブリッジ(橋渡し)をします。ブリッジをするためには前後の健康な歯をある程度削ってしまわなければなりません。また、ブリッジにしない場合は取り外しの義歯(入れ歯)で欠損部を補います。インプラントは前後の歯を削ることなしに、欠損部分をほぼ単独で補うことができます。
また、多数歯欠損の場合、入れ歯の安定と維持の補助として使う場合もあります。 |
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歯を失った部分に人工の歯の根(写真上)を埋めて土台とし、その上に人工の歯をかぶせます。根の埋め込みは1本当たり約30分程度の手術です。
局所麻酔をしますので痛みは感じません。 |
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インプラントの魅力は、一言でいえば、
天然の歯とほとんど変わらない見映えと噛み心地です。
また、取り外しの義歯(入れ歯)のような異物感や動揺などがほとんどありません。 |
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歯の欠損の状態(失われた歯の本数および部位)や顎の骨の状態(骨の厚さや量、密度、神経や上顎洞との関係等)により、インプラントに適応できないこともあります。
また、インプラントを入れた後のお手入れの仕方によっては、長所をどれだけいかせるか変わってきます。詳細は担当の歯科医師にご相談ください。 |
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インプラントによる治療は人工の歯を顎の骨に埋め込むこととなります。
種々のサイズのインプラントが用意されていますが、インプラントを埋め込めるだけの骨の量がなければ出来ません。
また、重度の全身疾患を有する方や、強度の歯軋りや、喰いしばりのある方は難しいと思います。 |
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インプラントの手術は局所麻酔下にて行います。このため、麻酔の注射時に多少痛みがありますが、術中はほとんど痛みはないようです。(私はインプラント手術を行ったことはありますが、受けた経験がありません。)多くの患者さんは、親知らずの奥歯を抜いた時より随分と楽だったと仰っています。 |
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インプラント手術後に麻酔が切れてきますと、多少の痛みが出てきます。
この場合は、鎮痛剤等の服用で、痛みを抑えることとなります。インプラント失敗の原因の一つに、術後の感染があります。お口の中は多くの雑菌がありますし、お口の中には食べ物や、飲み物が入りますので、これらの刺激によっても感染の原因となります。歯科医師の指示に従ってもらえれば、術後の痛みやトラブルも少なくて済みます。 |
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失敗はあります。
失敗の原因としては、まず、術直後の感染、インプラントが骨と緊密に結合するのを待つ安静期間中の感染とインプラントの動揺、インプラントに歯の形をした上部構造物を装着し、咬み合わせをした後の、過重負担によるインプラントの動揺等が考えられます。いずれにしても、歯科医師の指示に従い、定期的な経過観察が必要です。 |
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失敗としては、顎の骨に埋め込んだインプラントを撤去することと考えますが、撤去した後の骨の回復を待ち、違うサイズあるいはタイプのインプラントを再度、埋め込むか、他の方法(ブリッジや義歯)による治療を行う事となります。 |
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適応症の選択、適正な手術術式、定期的な経過観察が行われれば、問題ないと思います。
現在、世界で多くのインプラントが臨床応用されておりますが、科学的な資料を提示している(裏打ちされている)インプラントを使用すれば、10年、インプラントが口腔内で機能し、問題なく経過しているとされる10年成功率は90%以上とされています。
しかし、ここで注意することは、10%は失敗しており10年機能しなかったと言うことです。
この10%の方の中には、10年ぎりぎりで失敗した方もいらっしゃますし、手術後すぐにだめになった方もいるはずです。
いずれにせよ、失敗した方にとっては、100%失敗な訳ですし、10年成功率90%以上というような統計的な数値を示されても、あまり意味がないとも考えます。 |
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